新年、あけましておめでとうございます。
朝、カーテンを開けると、澄み渡った綺麗な青空が広がっていました。
新たな一日を迎え、
2021年が皆さまにとって明るく佳き年となりますよう、願っています。
2020年は、さまざまな想定外が起こり、最初は戸惑う日々でした。
一年はあっという間、とよくいいますが、
この一年はそう感じるには色々ありすぎて、いつもより長かった気もします。
ただ、時間の流れが変わった(変えた)からでしょうか?
例年の師走より、気持ちを穏やかに保てたように思います。
昨年は「変化」の年でした。
今までのあたり前は過去のものとなり、
新しい「価値観」を受け入れることが日々求められました。
しかし、今年はこの変化を「進化」として、
次のチャレンジにつなげられるよう動きたいと思っています。
昨年春スタートした「公衆衛生」の学びは、
私に多くの「進化のヒント」を与えてくれました。
心身の健康維持を目的とする公衆衛生の重要な役割は、
「病気を治すことではなく、病気を予防することに役割がある」
在宅勤務やテレワークの普及、STAY HOME、生活環境での感染予防など、
公衆衛生実践の場において、インテリアが担う役割は大きいと感じています。
学びの場で使われる言葉に置き換えるなら、
「インテリアは公衆衛生の課題解決、介入手法となり得る」と考えているのです。
コロナ禍によって「心身の健康の重要性」を教えられた今、
インテリアが新しいカタチで、新しい役割を担い、人を健康に導く力となれますよう、
心新たに歩みを進めたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2021年1月1日
株式会社菜インテリアスタイリング 代表取締役 尾田 恵