バランスは4、4、2 「光で整う」
先日、夜間に携帯に熱中し、
睡眠確保の妨げになっている人が増えている、という厚労省の調査報告があった。
睡眠の質が下がっていることから、日中に眠気を感じている人は男女ともに3割強。
20代女性では、なんと回答者の約半数が眠気を感じているとのこと。
起きているけれど、実は起きてない。
働き方改革で問われる「生産性の向上」にも直結する課題として、
とても心配な状況だと思う。
よい睡眠をとるために、光の浴び方が深く関わっていることは知られている。
では、どんなバランスで光と付き合うと良いだろうか。
これには、数字を使うと頭の中でイメージしやすい。
朝、昼、夜に浴びる光の量は、
4、4、2
というバランスを心がける。
よく食事の量でいわれるようなイメージだ。
日中は、朝陽をしっかり。照明は明るい白で活動をアクティブに。
夜は一変、キャンドルのような、ほのかな灯りでゆったり過ごす。
光の量は、浴びる時間にも比例するので、早寝早起きなら、
5、4、1
でもよいかもしれない。
朝ならカーテンをあけて朝陽を室内に取り入れ、たっぷり浴びるようにする。
夜は、雰囲気のいいホテルのラウンジやBARがイメージになる。
バランスは4、4、2 「光で整う」
一番のポイントは、夜の光にこだわること。
光の色と量をイメージし、意識し、変えてみる。
そうすることで、
体内時計が整い、
↓
睡眠ホルモンが分泌され、
↓
質の高い睡眠がとれる
行動が変われば、カラダとココロも変わる。
「光で整う」ことは、意外に簡単だ。
追加でアイテムを買う必要はあまりなく、エコにもなる。
基本は、無料の太陽光の活用と照明の点け消し、あっても電球の交換程度でできる。
空間が快適になる上に、見た目も素敵になるオススメの方法です。