〈リフォーム〉壁の凹凸が個性に変身!

新築マンションの場合、特別にオプション工事を依頼したケースを除いて、天井も壁も全てが同じ白色系壁紙であることが一般的。マンションは梁や柱型、一部の下がり天井など、リビング&ダイニングだけでも結構な凸凹があるので、同じ白色系壁紙で統一すると確かにスッキリまとまります。でも、「個性」という点からするとちょっと物足りない感じがするのも事実。私はリフォームプランを考える時、その空間の凸凹をじっくり観察し、その空間にしかない特徴的な場所を探して、個性へと変化させることを意識しています。その方が断然リフォームは面白くなるからです。そんな視点で見ると、空間は面白い発見ばかり。取れない柱、梁、複雑に絡み合った形状には、どこにもない個性的な空間が生まれるヒントが隠されています。凹凸はデメリットではなく、プラスの個性として発想を変えてみてください!

新築ならワンポイントの壁紙変更がオススメです。空間の特徴的な場所だけ色を変える。それだけでも効果的は十分です。昨年プランした新築マンションのケースは、キッチンの下がり天井とカウンター廻りの色を変更。昨年訪問したロサンゼルスで気になった、グレー&白のコーディネートで空間に変化を出してみました。ポイントは張替の場所選び。こんなリフォームも面白いと思いませんか? (菜インテリアスタイリング インテリアデコレーター/尾田 恵)

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〈BEFORE〉天井、壁とも白色系壁紙の状態

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〈AFTER〉下がり天井とカウンター廻りをグレーの壁紙に変更

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